日本の伝統的な建物は木造です。これは日本の気候風土に合っているからでしょう。夏は木材が湿気を吸収し、冬は暖かい空気を留めてくれるという。
よって、今でも一軒家の多くは木造です。ただし、木材の基本性能にも限界があるので、近代的な素材も組み合わせて使うけど。
なお、古い木造住宅は人が住まずに放置するとすぐに劣化してしまいます。
日本は先進国と言われているけど良くない習慣もたくさんあります。その一つが不寛容です。
昨年、大阪の府立高校の女子生徒が学校に対して裁判を起こしました。彼女は生まれつきの茶色い髪を黒く染めることを学校から強要され、それが原因で不利益を被り、体調を崩したとのこと。その学校は、たとえ金髪の西洋人であっても黒く染めさせる方針だそうです。また、府も裁判所に対して請求棄却を求めています。
日本人の大半の髪の毛の色は黒または濃い茶色です。でも、全生徒が統一されているべき根拠はありません。染色を禁止するのはまだ解るけど、生来のものを否定するのは人権侵害もいいところ。結局、その学校が生徒達を型にはめたがっているだけなのでしょう。それが日本の社会にとってマイナスだと気づかずに。
スポーツにしろ産業にしろ日本人はルールに則った競争には強いけど、画期的な何かを新しく生み出すのは苦手です。その原因が日本の愚かな学校教育にあります。自由な発想や個性より、皆と同じであることを求められるという。
日本の都市部では鉄道網が充実しています。また、自動販売機大国なので電車に乗る際は券売機で乗車券を買います。
券売機の使い方はすぐに把握できるでしょう。料金ごとにボタンが分かれているので、お金を投入してボタンを押すだけです。
よって、外国人にとっての難関は目的地までの料金がいくらかを把握することかもしません。鉄道料金は乗車距離によって違います。
駅の券売機の上には電車地図が表示されているけど、そこから探すのは厄介です。慣れない土地では日本人にも難しいので。よってスマホの電車案内アプリの使い方を覚えた方が楽ですね。
まあ、大抵の駅には案内係がいるので目的地の名前を言えば料金を教えてくれます。
なお、新幹線の乗車券は券売機でも買えるけど、希望する座席などの条件を交渉するために窓口で係員に注文する人も多いです。