日本のお風呂に慣れたら次のステップとして銭湯にもチャレンジしてみてください。銭湯はいわゆる公衆浴場で、日本しきのスパです。一回の料金は500円弱です。
銭湯はまだ日本の住宅事情が未発達で、各家庭にお風呂がなかったころに生まれたサービスです。お風呂が普及した今でも愛好者がいます。なぜなら家庭とは違って以下のようなお風呂が楽しめるから。
大浴槽
たっぷりのお湯に浸かって足を伸ばせます。
なお、浴槽内で泳いだり潜ったりするのはマナー違反です。
ジャグジー
浴槽の壁から気泡が勢いよく吹き出して、マッサージ効果が得られます。
電気風呂
バスタブに弱い電気が流れていて、程よい刺激があります。
サウナ
いわゆるサウナです。乾燥したドライサウナと蒸気が充満したミストサウナがあります。
冷水浴
水の風呂です。暑いサウナの後に浸かると運動による疲労の回復に効果的です。
なお、基本的なルールは以下のとおりです。
- 裸で利用します
- 先に体や髪を洗ってから浴槽に浸かります
- サウナから出た際は軽くシャワーで汗を洗い流してから浴槽に入ります
- タオルはなるべく浴槽に浸けないようにしましょう
- タオルは有料で貸りられます。石鹸かボディソープ、シャンプー&リンスの類は備え付けです。
外国の多くでは幼い子供を除けば人前で裸になる習慣がないとも聞くけど、そこは慣れです。もちろん部分的にタオルで隠しても構いません。
ちなみに2015年の初頭、マクタン島のJパークホテルの向かい、メトロスーパーマーケットの並びに日本風の銭湯が開業したので滞在中だった私も一度だけ利用しました。でもしばらくして閉鎖されたようです。客が少なかったのかも。短期滞在の旅行者は使わないだろうし、利用客はせいぜい長期滞在の英語留学生かダイビングサービスの日本人スタッフぐらいだろうから。