フィリピンのリゾートの壁のないレストランなどではスズメが大挙して人の食べ物を漁りに来ますよね。スズメは日本でもありふれた鳥です。
ただし、近年スズメの数は減っています。一説によると、人がゴミの出し方を工夫したことでカラスが容易にゴミを漁れなくなり、代わりにスズメの雛などを狙うことが多くなったそうな。
鳩と同じくカラスも日本ではよく見かけます。
全身真っ黒なカラスは不気味だし、人が出したゴミを漁るので害鳥とみなされる事も多いけど、日本ではすべての野生鳥類が法律で保護対象になっているので狩猟や駆除には許可が必要です。
カラスは他の鳥よりも知能が高く記憶力もいいため、迂闊にちょっかいを出すと後日仕返しをされることもあります。
以前、私は「うまい棒」というパイプ状のコーン菓子を2本くわえて飛び去っていくカラスを見たことがあります。どうやってパッケージから取り出したのかは不明です。
なお、かつてカラスによって家庭から出たゴミが荒らされる被害が続出したものの、人間側がゴミの集積地に必ずネットをかけるなど対抗策が浸透したため、昔よりも個体数は減っているようです。
フィリピンでは野良犬をよく見かけますよね。でも皮膚病や狂犬病を持っている恐れがあるので、あまり接触はしないのが懸命だと聞きます。
日本では野良犬はすっかり見かけなくなりました。少なくとも市街地では。数十年前にはいたと思うけど。都市が野良犬が生活しづらい形態に発展したためかもしれません。ちなみに猫はときおり見かけます。
また、飼い犬に避妊手術を施す飼い主も増えています。それでも、生まれた子犬を捨てる不届きな連中はいるはずだから、保護された後に引き取り手が見つからなかった犬は駆除されているのでしょう。殺処分です。その必要性はがなくなって欲しいものです。
ちなみに日本では60年以上、人の狂犬病の発祥例がありません。でも、フィリピン帰りの日本人が発祥した例はあります。